2018.11.28

ボルト４本の内、２本はスンナリ外れましたが、残り２本が固くてなかなか回りません。

こういう時はどうすれば良いんだろう？　名案が浮かばず強引に回し続けました。

１本は何とか外れましたが腐食していて真っ白です。

最後の１本は回しながら、ん～？なんかマズそうって気がしながら回していると急に軽く回るようになりました。

ぁ～良かった。　　　　と思ったらネジが千切れてしまいました。オ～マイガ～～～～！

さあどうする？？？

ギヤケースの新品を買うか。　（税込定価 ￥11,880）

そうするとギヤケース内部を全て移植しなければならない。これは相当ハードルが高い作業でムズイ。

ショップに問い合わせるとロアユニットアッシが良いのではという回答でした。

ん～、コレならギヤケース内部からドライブシャフトまで一式セットになっていて簡単で楽だし安心。。

で、価格を見てみると税込定価 ￥51,516。　高い！

ん～、ここまで出費するなら新品２馬力買った方が良い気がする。

この話はひとまず置いておいて・・・


　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（左が使っていた物で右が新品です。）

ゴムなので当然変形はしていますがコレが替え時なのかまだ全然大丈夫なのか素人には分かりません。

このインペラよりボルトが腐食して回らなくなるのが怖いので早めの交換を心掛けたいです。（＾＾；）

インペラの取付がチョット悩みました。

インペラの内側にキー溝がありキー（ピン）で固定するようになっていますがこのピンがなかなか嵌らない。

散々悩んでインペラをドライブシャフトに通して固定する所でピンを入れるって事に気付きました。

ピンをインペラに嵌めてからドライブシャフトに入れようとしても入るわけ無いですね。(^^;)

固定する位置（高さ）も高すぎたり低すぎたりするとポンプケースを組んだ時に抵抗になりドライブシャフトが

固くて手で回らないです。何度も調整して適当な所で妥協しました。







そんでもって、折れたボルトをどうするか？

ネットでググってみたら色々な方法が出てきました。

TRUSCO　エキストラクターセット　ラセン型　6本組　プラケース入 EXS1816 価格：2547円（税込、送料別) (2018/11/22時点)

コレは折れたボルト（ネジ）の中央にドリルで穴を空けエキストラクターを左回りでねじ込んで行くと折れたネジが
抜けてくるというものです。

エキストラクターを使う前に電ドルのボディーがロッドに当たる為、折れたボルトの中央にドリルで垂直に穴を空ける事が
出来ず斜めになってしまいす。無理矢理やって浅めの穴が空きましたがエキストラクターが上手く噛んでいかず失敗。

　　　　


サイズが折れたボルトに対して大きすぎたような気がしたのでもっと細いエキストラクターを買い再度挑戦し何とか入っていきましたが腐食して固着したボルトがそう簡単に回るはずもなく今度はエキストラクターが折れてしまいました。
もうお手上げです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　


完全に諦め、ボルト３本で固定するという荒技が頭に浮かびました。

密閉性がどれほど要る所なのか？インペラで海水を吸い上げるだけならそんなに圧が掛かる場所じゃないだろう？

４本じゃなきゃダメなんですか？３本じゃダメですか？と自問自答しプレートをサンドする形でガスケットが２枚挟まるから

若干の隙間がもしあったとしてもクッション的な感じで隙間を埋めてくれるんじゃない？

考えていても結論は出ないので実戦あるのみ。


　　　　　　　　　　　　　　


腐食が進んでいたネジ穴はもちろんタップを立て直しエアーを吹き付け綺麗にしてCRC-666を吹いておきました。


次回インペラ交換時にネジ折れしないようSUS製に変え３点止め決行！ネジ折れした穴はそのままでも問題無さそうですが

取りあえずホットボンドで埋めてみました。

後は、元通りにドライブシャフトから入れてカムロッドとウォーターパイプを上手く嵌るように合わせながら差し込みます。

簡単に書きましたがコレが結構ムズイ作業でした。

カムロッドは上下に動かしてギヤONとニュートラルを切り替える訳ですが気にせず取り付けたら切り替えレバーが動かない

事があるのでﾛｯﾄﾞを上下させた場合は取り付け時注意が必要です。


　　　　　　　　　　　　　


ギヤケースを固定するボルトも錆びていたので純正品をネットで取り寄せましたが錆びないSUS製に交換しました。

ボルト取り付け付近のギヤケースが腐食し塗装が剥がれ始めていたので軽く塗装しました。



さて、上手く動いてくれるかな？



　　　　　　　　　　　　　　



一応、検水口から勢いよく水が出て問題ない様ですが、使い続けている内に不具合が起きないか若干不安が残ります。。。

トーハツ２馬力船外機を譲り受けて早５年が経ちました。（2013.9～）

ホンダ２馬力をメインに使用している為、５年間の使用回数はたったの２３回です。

譲り受けた時はインペラは交換したばかりと言うことだったのですがあれから５年。

回数こそ少ないですがゴム製のインペラは経年劣化は進んでいると思うので交換することにしました。

 ネットでウォ－タ－ポンプリペアキットを購入

ドライブシャフトハウジングのゴムキャップを外し

シフトロッドを繋いでいるジョイントのネジをゆるめます。

ロッドが抜ければよいのでゆるめるだけです。

ボルトを緩めて完全に抜くとジョイントが外れてしまい

厄介な事になりそうです。

これでギヤケース（ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄ）が抜けるはずです。

まず、ギヤケースを固定しているボルトを外します。

だいぶ錆びているのでうまく回るか心配でしたが

ボルトの頭がなめることもなく無事ボルトは外れました。

所が全然抜けません。（汗）　ビクともしないので何処かボルトで止まっているのか？って思ったほどです。

５年以上放置プレーだったので潮を噛んで固着したのか？

仕方なくアンチキャビテーションプレートの上から叩くか！？

カナヅチじゃ一発で壊れちゃうので、木の板をプレート面に合わせてトントンと左右交互に叩いていると

徐々に隙間が出来て来たので時間を掛けて何とか抜き取ることが出来ました。

ギヤケース側の４本のボルトで止まっている黒いポンプケース内にインペラが入っています。

ここまで来れば先が見えてきました。インペラ交換って聞くとやったこと無い人は難しそうって思いますが

やってみると以外と簡単な気がします。　　さあ、一気に終わらせましょう♪



しか～～～～し！！！　
そう簡単には行きませんでした。(T_T)

（ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄﾊｳｼﾞﾝｸﾞ側）